外来生物が占拠
鳥取自然保護の会5月12日例会多鯰ヶ池周辺観察会。多鯰ヶ池はブラックバスやブルーギルなど外来魚が繁殖し、在来の魚を食べて生態系を破壊しています。
池のほとりから見渡すとスイレンがびっしりと水面を埋め尽くしています。花の直径は10cm近くあり、色は薄いピンクを帯びています。どう見ても日本のものではなく、近くの人が植えたものが広がったのでしょう。
日本 の在来のスイレンはヒツジグサ(未草)といい、未の刻に花を開くことから名づけられたといわれて います。
外来種のような華やかさはありませんが、楚々とした日本女性のような趣があります。(倉吉市内の溜池に咲くヒツジグサ、花弁は純白で直径5cm)