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朱夏

  • tottorishizen
  • 2016年8月9日
  • 読了時間: 1分

 このところの猛暑、まさに朱色に染まった感がある。

 草木の萌える春の野山はなぜか白い花が目立つが、炎暑の夏は赤い花が似合う。

庭に咲くコオニユリとキツネノカミソリ

近頃進む温暖化の影響か、以前山陰には生息しなかったクマゼミが、朝からシャワシャワ、ワシワシとかまびすしい。暑苦しさが倍増だ。

 しかし、立秋を迎えた途端、夕やみにエンマコオロギとウマオイの涼やかな鳴き声が聞こえてきた。

 二十四節気とはまことによくできている。先人の観察眼には驚かされるばかりだ。

 
 
 

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