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がっかり百名山

  • tottorishizen
  • 2018年4月25日
  • 読了時間: 1分

 本会4月の例会は鈴鹿山脈の藤原岳。会員向け案内のタイトルは〈花の百名山「藤原岳を歩く」〉

 早朝5時30分、総勢33名で鳥取を出発したバスは、10時過ぎには登山口に到着、張り切って登れど林の中は丸裸で花など何もない。

 ようやく6,7合目辺りで小さなカタクリやイチリンソウがパラパラと目に入るようになる。それにしても貧弱極まりない。急な斜面では土砂崩れも起きていた。

下草が失われると保水力がなくなり、少しの雨でも土砂が流れるようになる。

 これすべてシカの食害が原因。作家の田中澄江さんが褒めたたえた、花の百名山藤原岳はすさまじく荒廃し、2度と登りたくない山に変身していた。

スマホの接写に失敗、ピンボケのなんとか「コバイモ」、田中さんが激賞した花。なんとか生き残っていた。

 泉下の田中さんもこの山の現状を知れば嘆くことしきりに間違いない。

 
 
 

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